∠xの大きさを求めよう
角度の問題は、使える性質が10個ほどしかありません。どれを使うかを図から見つけられるようになれば、ほぼ解けます。
2直線が平行(ℓ//m)のとき、次が成り立ちます。
大切な点:これらは平行なときだけ成り立ちます。平行の印がない図で使ってはいけません。
例題 ℓ//m のとき、折れ線の間にある ∠x を求めなさい。
折れ曲がっている点を通り、l に平行な直線を1本引きます。すると角が2つに分かれ、それぞれ錯角で移せます。
「平行線の間の折れ線 → 折れ点を通る平行線を引く」は、そのまま覚えてよい定石です。
三角形の1つの外角は、となり合わない2つの内角の和に等しくなります。
例題 三角形の2つの内角が 40°、70° のとき、残りの頂点の外角を求めなさい。
40 + 70
答え 110°
内角を求めてから 180° からひくより、1回の計算で済みます。
正多角形の1つの内角は、先に外角を出して 180° からひくのが速いです。
つまずきやすい点:円周角と中心角の関係を使うときは、同じ弧を見ているかを必ず確かめてください。別の弧を見ていると成り立ちません。
同じ印の角が等しい、とだけ書かれていて、◯や△が何度かは分からない図があります。 このときは ◯ と △ を別々に求めようとしないのがコツです。 多くの問題は ◯ + △ の合計だけが分かれば答えが出ます。
例題 三角形の頂角が 40°、底の2つの角がそれぞれ ◯◯、△△ に分かれているとき、 ◯ + △ を求めなさい。
答え ◯ + △ = 70°
あとはこの 70° を、求めたい角がある三角形にそのまま使います。
つまずきやすい点:◯が何度か分からないので手が止まりがちですが、 分からなくてよいのがこの型です。「合計で何度か」だけを追いかけてください。
上のアプリでは、この手順を1ステップずつ確かめながら練習できます。
「角度マスター」は、∠xの大きさを求める角度の問題を、計算して1ステップずつ練習できるアプリです。内角・外角、対頂角・同位角・錯角、等角マーク、円周角(中3)など、中学数学の角度分野を網羅しています。